ケーススタディ | Checkout 51
Remergeの支援により、Checkout 51がWAU目標を達成
Checkout 51は、北米でトップクラスのキャッシュバックアプリであり、カナダとアメリカを中心に約2,000万人の会員を抱えています。消費財メーカーと提携し、毎週更新されるオファーを通じてユーザーの購買を促進しています。特にグローサリー(食料品)に注力しており、これまでに累計7,500万ドル以上の節約をユーザーにもたらしています。
今回、既存ユーザーのLTV(顧客生涯価値)を向上させるために、セグメントテストとダイナミッククリエイティブを活用したリターゲティング広告配信を実施しました。


週間アクティブユーザー(WAU)の増加
課題
Checkout 51は、週間アクティブユーザー(WAU)を維持・拡大するためにRemergeの知見に期待していました。同社は木曜〜水曜の週次で新しいオファーを配信しており、当該週にアクティブでないユーザーにリターゲティングを行うことで、WAUの目標達成を目指しました。
複数のセグメントをテストする中で、最初の課題となったのは、それらのセグメントを動的に運用できないことでした。
戦略
Checkout 51は、モバイルアトリビューションパートナーを通じてリアルタイムのイベントストリームを提供してくれました。Remergeでは、このデータをもとにユーザーのアプリ内アクティビティに基づいたセグメントを構築し、リアルタイムで更新することで、適切なタイミングで適切なユーザーに最適なメッセージを届ける体制を整えました。
さらに、カスタマーサクセスマネジメント(CSM)パートナー経由で別のセグメントも提供され、メールの配信停止やプッシュ通知に反応しないユーザー層へのアプローチも可能になりました。これにより、従来のコミュニケーションチャネルで接触できないユーザーにも効果的にリーチすることができました。
加えて、ダイナミックプロダクト広告を活用し、毎週異なるプロモーションを表示することで、アプリを開かなくなったユーザーに対して、興味を引く商品オファーを提示し、アプリの再起動を促しました。

« インクリメンタリティテストにより、Remergeは広告を受け取ったユーザーの中に明確なエンゲージメントの増分効果があることを証明してくれました。Remergeは、パートナーの広告費が本当に価値ある投資になるよう、真剣に取り組んでくれます。 »
アレクサンダー・ポティチヌイ (Alexander Potichnyj), Director of Marketing
結果
最も効果的だったのは、前週はアクティブだったのに対し、今週は非アクティブなユーザー層でした。このセグメントに対するリターゲティング広告配信は非常に功を奏し、Checkout 51のWAU目標を見事に達成することができました。
また、Checkout 51はRemergeが提供するGhost Bidsテストのアーリーアダプターでもあります。これは、Googleが提唱した「Ghost Ads」コンセプトをベースにした手法です。
「このとき、Remergeが本当にパートナーのことを第一に考えている企業であることが証明されました。インクリメンタリティ測定では、もしリマーケティングが効果的でなければ、広告費が無駄になる可能性もありました。しかし、テストの結果、リマーケティングには効果があることが証明され、ビジネスとして納得のいく価格で増分WAUを獲得できると分かりました。複数週間にわたってホールドアウトグループ(意図的に広告を非表示にする対象オーディエンス)を設定することで、ROASがあることを確認したうえで広告投資ができるようになりました。」

アプリの成長を加速させたいですか?
Remergeのエキスパートチームに、ぜひご相談ください。