ケーススタディ | Naranja X

Remergeは、26社以上のサプライパートナーとの戦略的提携、独自のデータインフラ、そして高性能な入札エンジンにより、グローバルなアプリエコシステムを活用し、高品質な広告在庫を通じて数十億のユーザーにリーチすることが可能です。Naranja XはRemergeとの連携により、GoogleやMeta以外の在庫からもアルゼンチン国内のアプリユーザーにリーチを拡大してきました。さらに、メールやプッシュ通知の受信をオプトアウトしているユーザー層にも新たにアプローチできるようになりました。

Naranja Xはプログラマティック広告の領域においては新規参入だったため、Remergeは各ステップや意思決定を丁寧に説明しながら、DSP活用に対する不安や疑問を払拭していきました。

Remergeチームは、Naranja Xの独自のニーズを丁寧に分析し、最適なプランの策定に向けて緊密に連携しました。まずは「ローン」プロダクトを優先的に展開し、初期段階で好調な成果が見られたことから、他のプロダクトセグメントも段階的に拡大していきました。現在では、「ローン」「為替」「貯蓄」「保険」の4つのプロダクトセグメントが稼働しており、それぞれにKPIが設定されています。ユーザーはプロダクト別および購入履歴に基づいてセグメント化され、初回購入者と既存購入者に分けてターゲティングされています。広告配信はアルゼンチン国内のAndroidユーザーを対象としています。

Remergeでは常に広告配信のさらなる最適化に向けて、新たなアイデアのテストを提案しています。これが可能なのは、Naranja XがRemergeチームを信頼し、新しい取り組みに前向きだからこそです。複数のプロダクト間でのユーザー行動を分析することで、Remergeは「次にどのプロダクトを試す可能性が高いか」を把握できました。キャンペーンセグメントを重ね合わせることで、既存ユーザーに新たなプロダクトを訴求することで、Remergeは初回利用を促進し、取引数の拡大を実現しています。