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Remerge 10周年:モバイルマーケティングでの10年の軌跡

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Remerge 10周年:モバイルマーケティングでの10年の軌跡

RE10TIONは、ありふれたベルリンのサマーパーティーとは一味違うものでした。それはRemergeの10周年を記念する特別なイベント。これまでの10年間にわたる成功をともに築いてきた素晴らしい仲間たち — 投資家、パートナー、クライアント、そして同僚たち(以前在籍していた人も) — が集い、ベルリン屈指の景観を誇るリバーサイド会場、Holzmarktで思い出深い夜を過ごしました。懐かしい顔ぶれや新たな出会いに囲まれながら、私たちはRemergeの原点を自然と思い出すこととなりました。それは10年以上前に始まった物語です。

2000年代後半のベルリン。iPhoneの登場がきっかけで、モバイル広告というまったく新しいテクノロジー産業が幕を開けました。Remergeの共同創業者であるパン・カツキス(Pan Katsukis)とマーティン・カールシュ(Martin Karlsch)は、ヨーロッパにおける最初期のモバイルアドネットワークのひとつでキャリアをスタートさせました。急速な成長の数年後、企業文化の不一致や過度なプレッシャー、非現実的な期待が顕在化し、2人は自身のキャリアを見直すことを決意します。

Pan hard at work

パン・カツキス、最適なビジネスモデルを求めて試行錯誤中

そのうえで、パン・カツキスは自分自身を見つめ直すためにカリフォルニアへ向かい、新たなビジネスアイデアの開発に全力を注ぎました。およそ100のアイデアをリストアップした中から、収益化に近く、外部投資に過度に依存しないモデルを選びました。

こうして生まれたのがアプリリターゲティングプラットフォームです。2014年当時、モバイル業界で次に来る革新として注目されていた分野でした。すでにアプリストアには2,000万本以上のアプリが並んでいたものの、多くのブランドは新規ユーザーの獲得に注力しており、既存ユーザーの維持にはさほど重要性を見出していませんでした。パン・カツキスはこの状況をチャンスと捉え、ユーザーのデバイス内にあるアプリを通じて、パーソナライズ化広告で語りかけ、ロイヤルティを育む製品を立ち上げる絶好の機会だと考えました。マーティン・カールシュはこの製品コンセプトの洗練に貢献し、ほどなくしてこのアイデアはカリフォルニアのアプリマーケターの間で注目を集めるようになりました。

remerge GmbH登記のため、公証人事務所に集まるベルリンの共同創業者たち

マーティン・カールシュの参加を得て、パン・カツキスは共同創業チームの結成に動き出しました。まず、卓越したセールスリーダーであるベン・バイファース(Ben Beivers)、テックインフラに精通したベネディクト・ベーム(Benedikt Böhm)、そして企業運営への深い理解を持つクリスチャン・リーゼガング(Christian Liesegang)をチームに迎えました。パン・カツキスは引き続きカリフォルニアに滞在しながら、ロサンゼルスのドイツ領事館で会社登記を行い、他のメンバーはベルリンに集結。製品への確信とともに、創業メンバーたちは次のような共通の目的にも合意していました — 急成長する業界の中で、本当に意味のあるテクノロジー企業を築くこと。謙虚でスマートな仲間とともに、働くことが楽しく、持続可能な職場をつくること。

業界初のSDK不要なアプリリタゲティングプラットフォームを売り込む

シードラウンドでの資金調達は、まるでハリウッド映画のような展開でした。完成した製品はなく、概念を証明するプロトタイプもなく、豪華なプレゼン資料も存在しません。ただ、アイデア、市場、競合、チーム、投資条件を記載した2ページのPDFがあるのみでした。目標調達額はわずか25万ユーロでしたが、予想をはるかに上回る反響があり、Remergeには150万ユーロの出資オファーが集まりました。パン・カツキスは軸をぶらさないために資金額に上限を設け、Remergeのビジョンを本当に信じてくれる投資家だけを選びました。

その内容とは?SDKを必要としないダイナミックなアプリリターゲティングプラットフォーム — 業界初のアプローチでした。共同創業者たちは、Remergeを他に類を見ないスケールとコスト効率を持つプログラマティックDSP(デマンドサイドプラットフォーム)として位置付けました。

目指したのは、アプリリターゲティングの次なる進化。その鍵となったのが、アトリビューションプロバイダーの力を借りたダイナミックオーディエンスセグメンテーションという発明でした。つまり、アプリ内広告を通じてリターゲティングされるユーザーを、そのアプリ内での行動やインタラクションに基づいてセグメント化するというものです。これらの行動データは、アトリビューションプロバイダー(モバイル計測パートナー、通称MMP)からストリーミングされるデータをもとにしています。たとえば、ユーザーがどこをクリックしたか、ウィッシュリストに何を入れたか、何を購入したか、といった「イベント」に基づいてセグメントを作成することができます。このアイデアを思いついた当時、こうしたリアルタイムのデータストリームは存在していませんでした。しかし今では、この手法は業界標準となり、複数の競合他社が同様の仕組みを採用しています。

Celebrating 10 years of Remerge

2014年5月、最初のオフィスでは予算節約のためにビールケースが椅子代わ

創業したその年、私たちは世界有数のスタートアップイベント「Slush」において、Top 20スタートアップのひとつに選出されました。2年目には黒字化を達成し、ニューヨーク、シンガポール、ソウル、東京にオフィスを開設するなど、グローバルに事業を拡大していきました。2018年には、LinkedInの「ドイツ国内注目スタートアップ」にも選ばれました。リターゲティング領域における安定した成果が評価され、AppsFlyerの「パフォーマンスインデックス」には毎年ランクイン。テック業界の大手企業やAPI連携ネットワークに次ぐ順位に名を連ねています。

Celebrating 10 years of Remerge

モバイル広告のプライバシーに関する進展を伝えるべく、パン・カツキスはベルリン、ソウル、東京、ラスベガスのステージに登壇

そして時は流れて2024年へ。私たちは、リモートファーストというワークインフラのおかげで、新型コロナウイルスによるパンデミックを乗り越えることができました。AppleがiOS 14で導入したプライバシー関連の変更も、2019年からポストIDプロダクトの開発に取り組んでいた私たちの成長の勢いを止めることはありませんでした。さらに、Googleの開発チームと密に連携しながら、Android向けプライバシーサンドボックスの形成にも深く関与してきました。業界との対話を重視し、パートナーとの公開ディスカッションやイベントでの発信を通じて、常に最新情報を提供しています。プライバシーをめぐる動きが加速する中で、私たちはこの分野に特化した自社ニュースルームも立ち上げ、関連情報の発信に力を入れています。

パーティーのクライマックスでは、共同創業者たちがステージに立ち、200人を超えるゲストを前に、それぞれがRemergeの歩みを支えてくれたすべての人々への感謝の気持ちを述べました。中でも特に心を打ったのが、COO(Chief Operating Officer)であるクリスチャン・リーゼガングのスピーチでした。彼が、友人であり、コーチであり、メンターであり、支援者でもある妻のニーナに感謝の言葉を贈った瞬間、会場には涙をこらえる人の姿も多く見られました。ちなみに、ウッドストック風のコスチュームで登場した2人が「ベストドレッサーカップル賞」を受賞していたら、きっと文句なしの優勝だったでしょう。

Celebrating 10 years of Remerge

カラフルな衣装で登場したクリスチャン・リーゼガングと妻のニーナ

日が沈むにつれて、ダンスフロアの音量もどんどん上がっていきました。社内DJでもありソフトウェアエンジニアでもあるアグニェシュカ・イヴァナシュコ(Agnieszka Iwanaszko)とマーティン・ベルチュラー(Martin Bertschler)が、夜遅くまで私たちを踊らせ続けてくれました。オープンバーではドリンクが飲み放題とあって、いつもは画面越しでしか会えない仲間たちと、直接ゆっくり会話を楽しむにはこれ以上ない機会でした。

Celebrating 10 years of Remerge
Celebrating 10 years of Remerge

マーティンとアギーが夜明けまでパーティーを盛り上げ続ける

モバイル業界のように絶えず進化を続ける世界で、10年間ビジネスを継続するというのは、決して簡単なことではありません。業界の歴史を築くには、常に先を見据える姿勢が必要です。だからこそ私たちは、特にユーザー獲得領域におけるプロダクト改善にこれまで以上に注力しています。プライバシー分野に関する革新についても、今後さらに多くの情報を発信していく予定です。チームメンバーは引き続き、世界各地のパートナーと連携し、カンファレンスでの議論にも積極的に参加しています。もし私たちがあなたの街を訪れることがあれば、ぜひ気軽に声をかけてください。LinkedInでは最新情報を常に発信中です。

共同創業者たちによる初めての広報用フォトシュート

Celebrating 10 years of Remerge
そして最後に、このポストを締めくくるにあたり、10周年パーティーでのパン・カツキスのスピーチから、心温まる一言を紹介させてください。

「共同創業者たちに"あと数年くらいこの仕事を続けたい?"と聞いたら、みんな"Remergeで一生働きたい"って言ってくれたんです。ここで素晴らしい仲間たちと一緒に働き、互いに学び合い、大きなことを成し遂げていける — それこそが、自分たちにとって何よりの幸運なんです。」

創業当初から変わらず私たちを信じてくれたすべての皆さまへ、改めて心から感謝いたします。アプリマーケティング業界における最高の仲間たちと共に働けることを誇りに思い、これからも進化を続けてまいります。Let's keep it going!

Celebrating 10 years of Remerge
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Retargeting lexicon
Programmatic Advertising

The automated process of buying and selling advertising space through digital platforms.

View-Through Attribution
view-through-attribution

Refer to: Attribution Methodology

Uplift Test | アップリフトテスト
uplift-test

Remergeが実施するランダム化比較試験で、1つまたは複数の広告の増分効果を測定するためのテスト。

参照:ランダム化比較試験 (RCT)

Uplift Report | アップリフトレポート
uplift-report

アップリフトテストの結果をまとめたRemergeのレポート。オーガニックやその他のマーケティングドリブンなコンバージョンに加え、発生した増収益を提示。また、広告費、グループサイズ、コンバージョン量、コンバーター、グループごとの収益などの観測値や、その他の指標も含まれている

SKAdNetwork (SKAN)
skadnetwork

Store Kit Advertising Networkの略。Appleが提供するモバイルアトリビューションをトラッキングするための計測フレームワーク。2018年に導入され、2020年のiOS 14.5アップデートで広く実装された。

Segment | セグメント
segment

位置情報、人口統計、アクティビティレベル、購入・課金額、最後に特定のアプリを開いたのはいつかなど、共通の属性に基づくユーザーのグループ。

Retention Rate | リテンションレート
retention-rate

インストールやリエンゲージメントなどのイベント後、一定期間内にアプリ内でアクティブになったユーザーの割合のこと。定着率、継続率、顧客維持率ということもある。

Retargeting | リターゲティング
retargeting

広告主が、既存のユーザーに対して、同じデバイス内の他のアプリを通じてエンゲージするために使用するマーケティングチャネルの一つ。通常、ユーザーに特定のApp内イベント(購入、ゲーム内通貨の購入、初回注文など)を完了させるよう促すことなどが目的とされる。従来のリターゲティングの方法は、AAIDやIDFAなどのユーザーIDに依存している。

Reshuffle | リシャッフル
reshuffle

リシャッフルとは、テストグループやコントロールグループに属していたユーザーをランダム化し、マークすることを指す。

インクリメンタリティ測定では、特定のアプリケーションでグループをリシャッフルすることで、あるグループには広告が表示されないのに、他のグループには常に広告が表示されるという、時間の経過によるバイアスを集計することが可能になる。

リシャッフルは、測定が長期間にわたって実施されている場合や、広告配信の設定、セグメンテーション、クリエイティブ戦略などに大幅な変更があった場合に有効な手段。

Real-Time Bidding | RTB (リアルタイム入札)
real-time-bidding-rtb

広告枠を瞬時にプログラマティックオークションで売買するプロセス。RTBでは、広告バイヤーが広告枠に入札し、落札されると即座にバイヤーの広告が表示される。広告主やDSPなどのデマンド側は、複数の配信元から広告枠を最適に購入することができる。

Randomised Controlled Trial | ランダム化比較試験 (RCT)
randomised-controlled-trial-rct

特定の集団を無作為に、できるだけ類似した2つのグループ、すなわちテストグループとコントロールグループに分ける方法。

その他の記事
Queries Per Second | QPS (1 秒あたりのクエリ数)
queries-per-second-qps

DSPが入札を決定(広告配信)するために1秒間に処理できる件数。QPSが高いほど、リーチできるオーディエンスが増えるとされる。

Publisher | パブリッシャー
publisher

アプリマーケティングにおいて、パブリッシャーとはアプリデベロッパーのことであり、アプリ内に広告を掲載することで費用を得ることができる。例えば、広告主はアプリYを通してユーザーにリーチしたいので、アプリYに広告を表示するための費用を(パブリッシャーに)支払う。

その他の記事
Public Service Announcement Ads | PSA広告 (公共広告)
public-service-announcement-ad-psa-ads

寄付や交通安全の呼びかけなどのPSA広告をコントロールグループのデバイスに表示するインクリメンタリティ測定手法。実際の広告を配信することで、コントロールグループ内で広告が表示されたはずのデバイスの情報を得ることができる。表示されていないデバイスは、ノイズを減らすために測定から除外される。

Probabilistic Attribution | 確率的アトリビューション
probabilistic-attribution
Organic Behaviour | オーガニックビヘイビア
organic-behavior

特定のマーケティング活動に直接起因しないユーザーの行動。

Multi-Touch Attribution | マルチタッチアトリビューション
multi-touch-attribution
Mobile Measurement Partner | MMP (モバイル計測パートナー)
mobile-measurement-partner-mmp

アプリマーケティングにおいて、MMPとは、アプリ内やアプリに到達するまでの行動を計測することに特化したサービスプロバイダーのことを指す。アプリデベロッパーは、アプリにMMPを組み込むことで、特定の画面での滞在時間、流入元、アプリの起動頻度などのユーザー行動やApp内イベントをトラッキングできる。

Lifetime Value | LTV (ライフタイムバリュー)
lifetime-value-ltv

アプリのインストールを起点とし、ユーザーとブランド間の取引開始から終了までの期間全体において、ユーザーがアプリデベロッパーにもたらした収益の総額を算出したもの。ユーザーのロイヤルティーが高いほど、LTVが高いとされる。「顧客生涯価値」と訳される。

Last-Click Attribution | ラストクリックアトリビューション
last-click-attribution
Key Performance Indicator (KPI)
key-performance-indicator-kpi

ある施策の目標達成の効果を評価するために用いられる主要な指標。プログラマティック広告では、各広告配信の目標や性質によって、一般的な成果指標の種類が異なる。ROAS、CPA、リテンションレートなどがある。

Intent-to-Treat (ITT)
intent-to-treat-itt

インクリメンタリティ測定手法の一つで、コントロールグループ・テストグループの全ユーザーの行動を比較する。追加コストがかからず実施しやすいが、ノイズが比較的多く、RTB環境下での正確性に欠ける。

コントロールグループ内のユーザーには完全に広告を配信しないが、テストグループ内のユーザーには、広告接触ユーザーと非接触ユーザーの両方が含まれる。

Incrementality | インクリメンタリティ
incrementality

オーガニックやその他のマーケティング活動の上に、特定の広告配信の影響を測定する方法

Incremental Revenue | 増分収益
incremental-revenue-irevenue

広告配信によって直接発生した収益の推定値。

計算式
テストグループからの収益-コントロールグループからの収益=増分収益

Incremental Return On Ad Spend (iROAS)
incremental-return-on-ad-spend-iroas

広告配信の費用対効果を算出する際に使用するKPI。増分収益と広告配信に費やした金額との関係を評価するために用いられる。通常、パーセンテージで表記される。

計算式
パーセンテージ:[増分収益 ÷ 広告費]×100 = iROAS%
比率:増分収益 ÷ 広告費 = iROAS

その他の記事
Incremental Cost Per Action | 増分CPA (iCPA)
incremental-cost-per-action-icpa

増分CVのコストを評価するために使用されるKPI。

計算式広告費 ÷ [テストグループの行動 - コントロールグループの行動] = 増分CPA

Incremental Conversions | 増分CV
incremental-conversions

広告配信によって直接引き起こされたコンバージョンの推定量。

計算式
テストグループのCV数 - コントロールグループのCV数 = 増分CV

In-App Event | App内イベント
in-app-event

ログイン、登録、チュートリアルの完了、購入・課金など、ユーザーがアプリをインストールしてからアプリ内で行った行動のこと。これらのイベントは、MMPでトラッキングが可能。

Impression | インプレッション
impression

広告を広告掲載場所に表示すること。注意点として、インプレッションは、必ずしも広告の内容が閲覧されたことを意味するわけではない。

Identifier for advertisers (IDFA)
identifier-for-advertisers-idfa

Appleが生成し、すべてのiOSデバイスに割り当てられた一意のランダムなデバイスID。広告主はこのIDにアクセスすることで、アプリ間でのユーザーの行動をトラッキングし、パーソナライズ化された広告を表示したり、広告のインタラクションを特定したりすることができる。2021年4月にATTが導入されて以降、広告主がIDFAにアクセスするにはユーザーの許諾が必須となった。

Ghost Ads
ghost-ads

コントロールグループのユーザーに、プラットフォーム上の別の広告主が掲載した広告を表示することで、クリックやインプレッションのコストを削減するテスト手法。その際、コントロールグループの行動には「Ghost Impression」のマークが付き、どのコントロールグループのユーザーが広告と接触したかという情報を得ることができる。

General Data Protection Regulation | EU一般データ保護規則 (GDPR)
general-data-protection-regulation-gdpr

EU(欧州連合)およびEEA(欧州経済地域)におけるデータ保護とプライバシーに関する法律に基づく規制で、企業や組織によるデータの保存と使用方法についてユーザーに管理権限を付与するもの。GDPRを遵守するために、プログラマティック広告に携わる企業・組織は、データの保存と使用方法についてユーザーに明確に伝える必要がある。ユーザーが企業や組織のデータ処理に同意することで、ターゲティング広告が可能になる。

Exposure Rate | 露出率
exposure-rate

アップリフトテスト中に広告配信のターゲットとしたテストグループ内のユーザー総数に対し、少なくとも1回広告が表示されたテストグループ内のユニークユーザーの割合のこと。例えば、1,000人中900人のユーザーに広告が表示された場合、露出率は90%となる。

参照:アップリフトテスト

Deterministic Attribution | 確定的アトリビューション
deterministic-attribution
Deeplink | ディープリンク
deep-link

アプリのマーケットプレイス(Google PlayやApple Store)ではなく、アプリ内の特定の場所やページにユーザーを直接誘導するためのリンク。ディープリンクは、コンバージョンポイントに到達するために必要なステップを省き、ユーザーを目的のアクション(購入完了、コインの購入、注文など)が実行できる場所に直接誘導できるため、ユーザビリティの改善やコンバージョン率の向上が期待される。リターゲティング広告配信には必要な要素。

Test Group | テストグループ
test-group

アプリマーケティングにおいて、テスト時に特定の広告が表示される可能性のあるデバイス群のことを指す。これらのデバイスでの行動は、コントロールグループのデバイスでの行動と比較される。

比較:コントロールグループ

Control Group | コントロールグループ
control-group

アプリマーケティングにおいて、テスト時に特定の広告が表示されないターゲット層内のユーザー群のことを指す。これらのユーザーの行動は、テストグループ内のユーザーの行動と比較される。

比較: テストグループ

Contextual Targeting | コンテクスチュアルターゲティング
contextual-targeting

位置情報(国、都市、郵便番号)、言語設定、モバイルOS、デバイスモデル、およびパブリッシャー情報などのコンテキスト情報のみを使用したターゲティングの一種。固有のデバイスIDのトラッキングに制限がかかったことにより、代替手法として注目されている。

California Consumer Privacy Act | カリフォルニア州消費者プライバシー法 (CCPA)
california-consumer-privacy-act-ccpa

米国カリフォルニア州の住民のプライバシー権や消費者保護を強化する法案。2020年1月1日に施行。
CCPAは、消費者に以下の権利を提供する:
- 自身のどのような個人データが収集されているかを知ること。
- 自身の個人データが販売または開示されているかどうか、そして誰に対してかを知ること。
- 個人データの販売に反対すること。
- 自身の個人データにアクセスすること。
- 事業者に対して、その個人から収集された個人データの削除を要求すること。
- プライバシー権を行使しても、サービスや価格が同等であること。

Attribution Window | アトリビューション期間
attribution-window

広告のクリックまたはインプレッションに基づいたコンバージョンを特定するために考慮される時間枠を指す。アトリビューション期間は、広告主が設定した期間。例えば、ユーザーがある広告をクリックしたがすぐにコンバージョンに至らない場合でも、決められたアトリビューション期間内にコンバージョンに至った場合は、その広告がコンバージョンに貢献したと特定することができる。

Attribution Provider | アトリビューションプロバイダー
attribution-provider-ap

ユーザーのアプリ内行動を正しいメディアソースに割り当てるために、アプリ内計測を行いデータを提供するサードパーティ。一般的にはMMP (Mobile Measurement Platform) やDMP (Data Measurement Platform) と呼ばれる。アトリビューションプロバイダーは、①ユーザーがどこから来たかを特定、②現在のセッション (アプリ内遷移) と今後のすべてのセッションにおいて、そのユーザーからのすべての行動とコンバージョンを追跡することを可能にする。

Attribution Methodology | アトリビューション手法
attribution-methodology

コンバージョンがどのクリックやインプレッションを経由して達成されたか特定するプロセスを指す。一般的なアトリビューション手法には以下のものが挙げられる:

  • クリックスルーアトリビューション (Click-Through Attribution) - ユーザーのクリック行動に基づいて、コンバージョンに至った媒体を特定する手法。
  • ビュースルーアトリビューション (View-Through Attribution) - ユーザーへ配信された広告インプレッションに基づいて、コンバージョンに至った媒体を特定する手法。
  • 確定的アトリビューション (Deterministic Attribution) - 固有のデバイスIDに基づき、特定のクリックまたはインプレッションからユーザーがコンバージョンに至った媒体を特定する手法。従来のトラッキングID可能な広告配信で有効。
  • 確率的アトリビューション (Probabilistic Attribution) - 言語、タイムゾーン、IPアドレス、OSバージョンなどの基本的なデバイスデータに基づいて、特定のクリックまたはインプレッションに由来するユーザーのコンバージョンの可能性を特定する手法。No-ID(デバイスIDを用いない)で広告配信する場合に適用。
  • ラストタッチアトリビューション (Last-Touch Attribution) - ユーザーの最後の行動(例:アプリの起動、課金など、クライアントが目標とするコンバージョン)と、それに対応する広告のクリックまたはインプレッションとの間で整合性を確立させることで、コンバージョンに達した媒体を特定する手法。広告A、広告Bの2つの広告を見たユーザーが、広告Aを通じてコンバージョンに至った場合、その広告Aを配信したDSPに、コンバージョンイベントに対して100%の貢献度が割り振られる。
  • マルチタッチアトリビューション (Multi-Touch Attribution) - コンバージョンに至るまでのすべてのタッチポイントの貢献度を決定する手法で、マルチチャネルアトリビューションとも呼ばれる。1つの広告に100%の貢献度を割り振るのではなく、マルチタッチアトリビューションでは、コンバージョンに至るまでにユーザーが接触したすべての広告チャネルで貢献度を分ける。
Attribution | アトリビューション
attribution

広告を通じてコンバージョンに至るまでにユーザーが一定期間内に接触したタッチポイントから、コンバージョンに貢献した媒体を特定する方法。

その他の記事
App Tracking Transparency (ATT)
app-tracking-transparency-att

Appleが提供するプライバシーフレームワークで、iOSデバイスに割り当てられるデバイス固有の識別子であるIDFA(Identifier for Advertiser)にアクセスする前に、ユーザーからトラッキングの諾否を得るプロセスを管理する仕組み。2021年4月にリリースされたiOS14.5より導入された。ユーザーの許諾が得られない限り、広告主は、IDのトラッキングができず、パーソナライズ化された広告配信などができなくなる。

App Monetization | アプリの収益化
app-monetization

アプリパブリッシャーが自社のアプリから収益を得るための戦略。アプリ内広告、有料メンバーシップ、プレミアム機能または広告なしの体験に対する課金などによって成立する。ゲームアプリの中には、ダウンロードやプレイ自体は無料でも、ユーザーが次のレベルに早く進むために課金する必要がある場合などがこれに当てはまる。

Android Advertising identifier (AAID)
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Androidデバイスに割り当てられるデバイス固有の識別子で、Googleが生成していることから、Google Advertising Identifier (GAID) とも呼ばれる。広告主はAAIDを使用してアプリ間でのユーザーの行動を追跡することで、パーソナライズ化された広告を表示し、広告のインタラクションを特定することができる。

Advertisers | 広告主
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広告主とは、広告を適切なタイミングで適切なメッセージを適切なオーディエンスに配信することで、売上やリードを獲得することに注力する個人または法人を指す。

モバイル広告業界では、広告主はエンドクライアントとなり、広告を通じてアプリの収益化(プロモーションやグロース)を行う。

Causal Impact Analysis | Causal Impact分析
causal-impact-analysis

統計的因果推論の最新の手法の一つとされ、Googleが開発した、デバイスIDなしで機能する計測フレームワーク。他のキャンペーンやオーガニックCVの影響を排除し、1つ以上のCVイベントの増分アップリフトを測定するもの。IDレスでの広告配信効果を評価するために使用される。

テレビ広告の効果測定と同様に、識別可能なサブマーケット(テストグループ)で広告配信を実施し、他のサブマーケットには露出させない(コントロールグループ)ことを原則とする。

Ghost Bids
ghost-bids

Ghost Adsのコンセプトをベースとする、よりリターゲティング広告配信に適したインクリメンタリティ測定手法の一つ。ノイズを減らすために、テストグループとコントロールグループ内のユーザーのうちRTBでリーチできるユーザーを比較する。テストグループには通常通り入札が行われるが、コントロールグループには「Ghost Bids(入札対象のユーザーではあるものの最終的には入札しなかった)」で結果を比較する。

Return on Advertising Spend | ROAS (広告費用対効果)
return-on-advertising-spend-roas

広告施策によって得られた収益と、それに費やされた広告費の関係を測定するKPI。

計算式パーセンテージ:
[収益÷広告費]×100=ROAS%
割合:売上高÷広告費=ROAS

参照:iROAS

Supply-Side Platform | サプライサイドプラットフォーム (SSP)
supply-side-platform-ssp

パブリッシャーと連携し、アドネットワーク上で広告在庫を販売する企業やそのサービス。

⇄ デマンドサイドプラットフォーム (DSP)

Demand-Side Platform | デマンドサイドプラットフォーム (DSP)
demand-side-platform-dsp

広告主に代わって、アドネットワーク上の広告在庫(インベントリ)を買い付ける企業やそのサービス。DSPのプラットフォームは、広告主が希望する広告枠を特定し、そこにリアルタイム入札 (RTB) を行うように構築されている。

⇄ サプライサイドプラットフォーム (SSP)

Open RTB
open-rtb

複数のパブリッシャーの広告在庫を、DSPがリアルタイムで入札できるデジタルマーケットプレイス。

参照:RTB (リアルタイム入札)

Self Attributing Networks (SANs)
self-attributing-network

Metaグループ (Facebook, Instagramなど)、Snap、Twitterのように、サードパーティのMMPを介さずに、内部で独自にトラフィックのアトリビューションを計測する機能を持つアドネットワーク。

Variable Bidding
variable-bidding

ユーザーのアプリ内行動パターン、コンテキスト情報、時間帯、広告掲載実績に基づいて入札価格を動的に調整すること。

Dynamic Product Ad | ダイナミックプロダクト広告 (DPA)
dynamic-product-ad-dpa

ダイナミック広告とも呼ばれ、ユーザーの行動やフィードから取得した情報に基づいて動的に編成される広告のこと。例えば、ユーザーが商品Aを閲覧した場合、商品Aに関連する他の商品が自動で広告表示される仕組み。このタイプの広告は、各ユーザーに合わせた広告体験を提供することができるため、Eコマースやフードデリバリー、旅行業界などで多く利用されている。


Real-Time Audience Segmentation
real-time-audience-segmentation

リアルタイムのイベントに基づいてオーディエンスを個別のセグメントに分割することで、ターゲットを絞った広告が可能になり、ユーザーの行動パターンや好みに合わせた広告が可能になります。

User Acquisition | ユーザー獲得 (UA)
user-acquisition-ua

アプリに新規ユーザーを呼び込むために行うモバイルマーケティング施策のこと。有料UAは、モバイル広告ネットワークやソーシャルメディアチャンネルに掲載される広告を指し、オーガニックUAは、ASO (アプリストアの最適化) や広告主自身のチャンネルでのプロモーションが含まれる。

Programmatic Advertisement | プログラマティック広告
programmatic-advertising

デジタルプラットフォームを通じてリアルタイムに広告枠の売買(入札・広告表示)を行う自動化された仕組み。

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