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【2019年最新版】日本のゲーム市場の傾向を探る〜東京ゲームショーハイライト〜

今年も大盛況のうちに終了した東京ゲームショーは、ゲーム愛好家のみならず、ビジネスブースに参画した企業やサービスプロバイダーにとっても、とてもエキサイティングなものになりました。

幕張メッセコンベンションセンター内11番ホールには、4日間の期間中、2,417のブースに合計655人の出展者が集まり、その注目度の高さが伺えます。

会場では、最新ゲームタイトルの発表など注目されるべきイベントはもちろんですが、 世界中のゲーム関連企業とテクノロジープロバイダー、両方のスペシャリストたちが、ゲーム業界のビジネスやテクノロジーの新しいトレンドと出会い、直接議論を交わす機会を、東京ゲームショーは多く提供してくれました。

今回、私達REMERGEは、Repro様と共同ブースで出展参加させていただきました。アプリリターゲティングキャンペーンを始めるにあたっての、プロダクトと成功事例の説明を展示する場を設けさせて頂いたほか、アプリマーケティングエキスパートの方々と協力し、日本でゲームリターゲティングを行う場合の問題点などを理解することができました。

段階的に結果を向上させていくリターゲティングの重要性を理解し、その効果を体感できる円熟したゲーム市場が日本にはすでにあります。

また、ゲームメーカーは、ユーザーのエンゲージメントを維持するための新たなマーケティング戦略、そしてその戦略をサポートする、理想的なリターゲティングパートナーとの連携に、ますます投資をする傾向にあります。

そしてゲームマーケティングのスペシャリストたちは、来る5Gの展開やモバイルゲームへの影響、データ詐欺の防止、VR / ARゲームとの幅広い適応など、今後の業界の変化にも対応できる、より良い方法を探しています。

概して2020年は、ゲーム業界のターニングポイントになる可能性があります。 なぜなら今回の東京ゲームショーでハイライトともいえるトピックは、日本での5Gの導入、特にクラウドゲームとeSportsの分野で、業界を変革する上で果たすべき重要な役割に関するものでした。

イベントに出席したスペシャリスト達は、通信速度の向上により、ユーザーがより多くの種類のゲームをモバイルでプレイできるようになるだけでなく、モバイルゲームを指数関数的に変化させるであろう、という5Gにかける期待を表明しました。

ゲームプレイの遅延がなく、ダウンロードの制約が少ない。5Gはユーザーに新たなゲーム体験を与えるだけではなく、ゲームメーカーにとっても、新しいレベルへゲーム体験を昇華し、より多くのユーザーを引きつける事ができる、絶好の機会にもなりうるのです。

今回の東京ゲームショーでは、このような近い将来への期待を感じることができた他、海外からのゲームプレイヤーの来場が増えたこと、また、日本市場での地位を確立しようとしている、中国のゲームメーカーの参加が目立ったことも、印象的でした。

東京ゲームショーは、ゲームメーカーが日本市場での繋がりを強化し、学ぶためのプラットフォームとして重要な役割を果たし続けています。

来年はどうなるのでしょう?今から開催が待ち遠しいですね!