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2020年にモバイル広告から何を期待するのか - エキスパートに聞く

新年は常に、新たなチャレンジと素晴らしい機会をもたらしてくれます。2019年末が速くも近づき、APACでの12名のモバイルマーケティング専門家が2020年のモバイル業界の展望についてお話しいただきました。予想やトレンドを期待しないでください - 熟練の専門家の現実の見通しのみを提示していただき、何を考えているのか、そしてこの先1年で起こることで目にしたいと思うことをシェアしていただきます。

拡大するAIの応用、実際の価値を提供するためにさらに顧客に接する必要性から、この業界におけるさらなるイノベーションや阻害に至るまで、翌年のアプリマーケッターの世界を形成する正に重要なトピックスを目にすることをご期待いただけます。

モバイル広告に関して言えば、2020年に向けてアジアの専門家が考えていることを聞いてみましょう。

CHIN DONGBINさん(FLEROGAMES社、UAチーム代表)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

UAのソリューションは、益々洗練されたものになってきており、我々は社内のマーケティングマネージャーの能力を向上させる方法について考えています。我々は各アプリとジャンルに対する適切な戦略を達成するために効率的に業績を評価し、意思決定を行う方法に非常に関心があります。

私が気になることは、マーケティングしている商品を考えることなく、すべての問題を解決することができる公式のように、戦略と執行が適用されるトレンドです。この種の方向性があれば、長期的には社内マーケティングマネージャーはもはや必要なくなるという懸念があります。

JEFFさん(中国の主要モバイルゲーミング企業、マーケティングリーダー)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

マシーンラーニングが大きなトピックスであり、それで将来、ほとんどのオプティマイザーの仕事がなくなる可能性があります。

JINA HANさん(W CONCEPT KOREA、マネージャー)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

今では多くの企業がアプリを主要なビジネスエリアとしてとらえているため、アプリはモバイルウェブよりも重要なものになっているようです。2019年に弊社はアプリ内マーケティングへの投資を増やし始めました。2020年に向けては、弊社はアプリマーケティングへさらにシフトしていく準備を行っています。2020年に行おうとしていることは、顧客保持力を高め、再ターゲット化、ターゲット化の高度化、そして優位性のあるコンテンツ作成です。

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

弊社には、アプリの再エンゲージメントを進め、ターゲット化を自動化するソリューションを活用する計画があります。また、パフォーマンスマーケティングとブランド化を融合することを計画しており、各ターゲットに異なるコンテンツの表示を可能にするこの戦略に適したメディアプラットフォームを見つけることにしています。同時に、弊社は同じ理由でクリエイティブコンテンツの多様化を準備を進めています。さらに、営業をサポートする「ショッピング可能な」コンテンツを作るためにSNSやYouTubeに投資を増やすことにしています。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

以前は、モバイルアプリの購入者の大半は20代から30代でした。未だに、40代以上のユーザーもモバイル上での購入を増やしていると聞いており、目にしています。このため、そうしたアプリ環境に向けた動きは心強く感じています。40代のユーザーは弊社の核となるターゲットではありませんが、弊社は適切なメディアパートナーのサポートを受け、こうしたユーザーに適切な商品をターゲットに示していくために対象を広げたいと考えています。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

コンテンツの消費は、YouTubeなどの動画チャンネルで増え続けているため、チャンネルの拡大と活用に対して多くのニーズがあります。2019年の時点では、ユーザーが興味を持つかもしれないトレンドに向けて、誰がより素早くコンテンツを動かすことができるのかを把握することが重要になります。

JOOYOUNG KIMさん(ユーザー獲得マネージャー)

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

現在、私が考えているいくつかのポイントがあります。その中にあるのが、DSPメディアの活用を高めるトピックスです。(FacebookやGoogleへの依存が低く、それでも全体としてより高いパフォーマンスを上げているもの)それに沿って、企業の内部ユーザー情報(DMP)顧客を活用することによりマーケティングの結果を高めるニーズがあります。私は特に、他社がこのことにどのようにアプローチしているかを理解することに関心があります。最後に、2020年の主要重点の1つは、ROASまたはROASの可能性があるユーザーにリーチし、獲得する方法です。 私は、ユーザーとロイヤルユーザーに支払うことを言っているのです。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

私は、マーケティングパフォーマンス分析の効率性向上、特にマーケティングパフォーマンス分析の結果を成長ハッキングの観点からビジネスや開発にリンクさせることを楽しみにしています。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

今日、我々が見ているものとは異なる形の新たな広告詐欺が出てくると予想しています。常に新たな詐欺行為が出てくるようです。

LINUS ANTLOVさん(HAPPYFRESH、パフォーマンスマーケティングおよびマーケティング分析責任者)

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

2020年に弊社の注目に値するいくつかのトピックスがあります。FacebookとGoogleの両者は、キャンペーン予算最適化と機械化アプリキャンペーンに向けて動いており、AIとマシーンラーニングが広告主にとって中心となるテーマになっていくと見ています。広告主は、マシーンラーニングプロセスに適応し、それをサポートする方法を学ばなければならなくなります。その結果、どのターゲットが広告に最もよく反応するのかをマシーンラーニングが定義する一方で、強力な広告クリエイティブやコピーライティングが広告においてさらに突出した役割も果たしていくと確信しています。

2020年のもう一つの大きなトピックスは、再ターゲット化です。益々、多くの広告主やブランド企業がモバイルに頼るようになってきており、ユーザーは新たなアプリで過剰に負担を抱えた状態になっています。雑音を排除し、関係を保つために、徐々に増加するROASを推進することを重点的に行う信頼性の高い再ターゲット化パートナーを持つことを信じています。これは、顧客が弊社のアプリのリマインドを受け、それに確実に関わり続けてもらうための重要な取り組みとなります。簡単に言えば、再ターゲット化:御社がやらなければ、競合他社がやります。

従来、マーケティングの役割は、そのブランドが約束することを「売る」ということです。この意味においては、2020年に、ブランドが顧客にこの約束を確実に果たすことがマーケティングの義務となると確信しています。マーケッターが従来の広告の先を見通し、顧客の体験にさらに関わり、ブランドがその約束通りに確実に提供できるよう他の部門を関与させる必要があります。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

我々は、モバイルアプリに売り上げを起因させることができるモバイルおよびデスクトップウェブが出てくることを最もエキサイティングに思っており、そのアプリは我々が理解すべきAppsFlyerで密接に作業を行うものです。これで、ウェブが当社のアプリのコンバージョンに及ぼす影響を完全に把握し、結果として、弊社のモバイルアプリの成長を増強することができるようになります。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

広告の競争と複占を超える拡張性が現在、我々の念頭にある2つのトピックスです。広告コストは、モバイルアプリマーケティングについては複占状態で(FacebookとGoogle) で増加しているため、広告主は、マーケティングROIの黒字確保のため、他の拡張性のあるプログラム可能なパートナーを見つけることが必要となります。我々は、顧客をそのライフサイクルの間に導くことができるようにするため、ユーザー獲得と再ターゲット化の両方を行うことができるパートナーに広告支出を増やしていくことになると確信しています。

MINCHEOL BAE, SR.さん(BIRDVIEW、マネージャー)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

スムーズなユーザーループです。我々は動画資産の利用への関心の高まりに気づいています。将来、議論になる主なポイントは、ブランド化とブランド化に関するクリエイティブについてです。

翌年に向けたトップの重点事項は、動画資産によるパフォーマンスの最大化です。そのため、主要なトピックスはこうした動画資産の品質、リソース、そして効率性となります。

SALLYさん(中国のティア1のクロスボーダーEコマースプラットフォーム、再ターゲット化のマーケティングリーダー)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

インターネットの商品購買層の配当の減少と共に、再マーケティングは益々重要になってきています。

SAMUEL NAMさん(REMAKE、CEO)

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

我々はクリエイティブの最適化と自動化に全てを賭けています。広告のデザインに最終的に適用されるマシーンラーニングに対して十分成熟したディープフェイクに見られるようなある程度のコンピュータの視覚テクニック、および文の生成モデルです。弊社のチームは、1) CROLOと称される新たなデザイン自動化サービスを構築することによって技術的に、そして2) 完全にデータ駆動型となるデザインチームを再編成することによって組織的に、この波に向けて準備をしています。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

私は、再結合とリメイク間のさらなるコラボレーションを楽しみにしています。「革命を起こして(‘REvolutionize’)」行きましょう。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

2019年は多くが2018年のリプレイのようです。私は2020年にやって来るさらなるイノベーションが出てくることを期待しています。

SEBIN IMさん(DEVSISTERS CORP、マーケティング担当ディレクター)

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

最近、Fake Adsによって代表されるクリエイティブのトレンドに注意深く注目しています。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

我々はAIとAdTechの組み合わせが開花すると期待しており、それはFacebookのAutomated App Adsを含め、広告主に便利さとパフォーマンスの両方をもたらします。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

我々は、エンドユーザーによるフェイク広告クリエイティブに対する抵抗の高まりを受けた広告の反応レートにおける変化も懸念しています。

越智将平さん(ナノ・ユニバース株式会社、法人企画本社ウェブ戦略部、ゼネラルマネージャー)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

大規模なポテンシャルを見せてきた日本のモバイルeコマース市場は、成長が減速すると予測されています。さらに正確に言えば、SEMへの投資からのトラフィックに依存していたブランドは限界に直面することになります。

顧客行動に注目すべき特定の現象があります。それはオンライン/デジタルとリアル/オフラインの境界線がほぼなくなっているこということです。さらに正確に言えば、ユーザーはまず、オンラインで商品を見て、実店舗に来て、商品を試着し、検討し、オンライン/デジタルに戻り、購入します。

そうは言っても、我々は、モバイルアプリ内でそうした顧客の行動の流れのすべてを支援し、オリジナリティがあり、ストレスが無いショッピング体験て商品を提供すべきです。言い換えれば、モバイルアプリの利用は、eコマースに限定されませんが、実際のオフラインのリアル店舗の2020年のトレンドになるでしょう。

オギタ・シュウヘイさん(SEPTENI AMERICA INC、執行役員)

2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、どのようなことをお考えですか?

翌年は2020年の東京オリンピックであるため、市場や提供されるサービスの両方において変化を目にすると予測しています。日本では、「働き方改革」が政府と民間セクターの両者により推進されています。労働時間の短縮や結果達成へのこの重点策は結果的には、趣味やレジャーに費やす時間を増やすことにつながります。

我々は、2019年に比較した時に、このトレンドが趣味やエンターテインメントセクターにおける支出増につながると予想しています。それに応じて、このセクターには大きな市場の機会があり、マーケティングニーズのスケールは、垂直関係においても拡大していくと確信しています。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

広告とハイテクエリアにおいては、音声広告、OOHの多様化、そしてオンラインおよびオフラインのイベントの統合において広く発展することを楽しみにしています。

一方、広告主は将来、益々多様化する難題に直面することに準備すべきであると思います。

そうは言っても、グローバルな広告代理店として、弊社は市場の変化や多様化に対応し、メディア事業やクリエイティブを超えたニーズを満たす柔軟性のあるサービスを提供すべく、取り組んでいくことにより、リターンを最大化するために広告主を引き続きサポートしていきます。

WEIHAO ANGさん(MYTONA、リードUAマネージャー)

どのような分野に賭けて行こうとしているのですか?

2020年に向けては、AI技術と市場の発展が引き続き、業界における最も重要な発展の1つとなっていきます。マーケティングファネル全体を網羅することができるAIツールは、より多くのプレイヤーがその技術を採用し始めると、貴重なツールとなり、自動化が発展し続けます。ソーシャルメディアやコンテンツ共有プラットフォームはおそらくは引き続き、モバイルマーケティングを支配していくでしょう。

2020年に最も楽しみにしていることはどのようなことですか?

モバイル空間においてより多くの破壊を目にすることを期待しています。ゲームにおけるイノベーションのペースは近年、減速してきましたが、より革新的なゲーム、コントロールメカニクス、そしてAR/VR空間における継続する発展が業界を大きく向上させていくでしょう。 デバイス製造業者はデバイスとやりとりする様々な方法を展開しており、おそらく、我々は、商品とやりとりする方法として、こうした新たな方法を活用する多くのゲームやサービスが出てくるでしょう。

懸念はありますか?2020年のモバイルマーケティングに関して言えば、何が変化していくとみていますか?

モバイル空間での強いプレゼンスとブランド化を通して、さらに大規模なパブリッシャーがモバイル市場を支配し続け、小規模企業が割って入り、さらに目立つことができるチャンスは少なくなると予測しています。テクノロジーのバトル、そしてUAツールとプラットフォームの一貫した製品イノベーションは、我々のような消費者に対して多くのメリットをもたらします。また、我々はモバイルマーケティング空間内での優位性を向上させるために、より信頼性のあるトラフィックソースとテクノロジーが生まれることを望んでいます。

注:回答の一部は長さや明確性のために編集されました。この特集記事のためにお時間を割いていただき、専門知識を提供いただきました全ての専門家の皆様に特別に感謝いたします。